水玉屋

気の狂った腐女子が自分語りしたり解釈吐いたりします。

④藤堂ルートの選択

バッドエンドを見ろ!!!!

 失礼

 平助と龍之介とはワンコンビ、年が近いことと、藤堂の持ち前の人懐っこさもあって同性の登場キャラの中では初っ端から唯一「龍之介」「平助」と呼び合う仲に。  黎明録は主人公と攻略対象の関係に中々はっきりとした名前が付くことがないのですが、平助ルートは最も友人らしい友人と呼べる関係だと思います。

 CV吉野で明るく茶目っ気があり、少しドジなところもある平助と、CV関智一でつっけんどんながらなんだかんだ困っている人を放って置けない龍之介とは、まるで高校のクラスメートか何かのように親しくなります。  しかしそれでも舞台は幕末。同じわんこ属性でも段々と二人の生きる上での覚悟の差はあらわになっていきます。  迷いながらも着実に自分の道を選び取っていく平助と、そんな平助をそばで見つめる龍之介。私の中での平助ルートのテーマは「選択」です。  友人としての関係を深めながらも、平助は決して龍之介に対する態度をなあなあにすることはなく「おまえも決めなきゃダメだ」と迫るところに、たった二つの年の違いと生きる上での覚悟の差が表れます。なにごとにも後ろ向き、否定的な龍之介と、いつだって前を向こうとする平助の対比も見ていて思わずため息が出るほどうまい!  話の要所要所で登場する某キャラにもほんの少しだけ見せ場らしきものがあったりなんかして、クライマックスでは平助のこれから、本編での信念や千鶴との関係を予感させるような決め台詞も聞けて、とにかくドキドキワクワクするルートです!

 個人的に、実はちょっと神経質で思いつめがちな平助と、実はなんだかんだ言って楽天家な龍之介だから、うまくバランスが取れていたのかな、と思います。  黎明録の見どころの一つに、それぞれ異なる龍之介の「新選組の去り方」がありますが、このルートの別れはなんとも2人らしい、心地よい読後感に包まれるものになっています。

 またバッドエンド専用の立ち絵、表情の書き下ろしがあるのもこのルートだけです。スチルが書き下ろされた本編沖田ルートバッドほどのボリューミーはないかもしれませんが、その後の十六夜挿話も必見です! 平助が他のルートやトゥルーエンドでは関わっていないだろうある事件の中心にいる姿が、平助に近いあるは人物の時点で見られます。